以下、メモです。
※読みものにはなっておりませんので悪しからず
日時:2010/10/29(金) 19:00-21:25
場所:Google Japan オフィス(六本木ヒルズ森タワー)
UST:http://www.ustream.tv/channel/第2回-インタラクションデザイン研究会/
Webサイト:インタラクションデザイン研究会
アジェンダ
- Behind the web design & Doodle creation (川島優志)
実際、こういうとこまで考えてますよ、っていう人間工学的な話し - UX at Google (Judy Shade)
リサーチャーが何をやっているか、という話し - UX projects (Naoyuki Ishitsuka)
デザイナは何をしているのか、エンジニアとどう連携するのか、という話し - UX and 20% projects at Google (Hector Ouillet)
(英語わからんかった・・・) - Japanese Input and UX design (小松弘幸)
エンジニアとして、具体的にこういうことしてますよ、っていう話し - 質疑応答
個人的には川島さんと小松さんの話しが面白かった。
1. Behind the web design & Doodle creation
19:15-19:45
川島 優志氏
シニアウェブマスター・アジア太平洋マネージャー:
まずなぜこんな格好(頭に何か生えてる...)してるのか?
レベルEアニメ化おめでとーー(ということで・・・)
(こっからしばらく自主規制のためUSTの画面をふさぐ)
Googleには、UX、Engineer、Managerの3つの部門がある。
Webデザインて何だろう。
Googleに入ると膨大なデータと向き合う。
ヒューリスティック
30% more CTR
アンカリング効果
以下の計算式の結果を5秒で想像してください
9x8x7x6x5x4x3x2x1...4000くらい?
1x2x3x4x5x6x7x8x9...500くらい?
※実際は36万...
ジョブズも使ったりする。
「999$! ではない、499$!」みたいな
現状維持バイアス
はじめに安い保険に入っていると、そのまま留まる。
はじめに高い保険に入っていても、そのまま留まる。
ボタンの最適化
KINESISの話し
最初の数日間の地獄を過ぎれば天国
熟練運動 大脳→小脳
百度とGoogle中国の比較
百度はページ下部を見る動きが既にインプットされている
こういうユーザへのアプローチはまた違ってくる
余計な要素を排除することによってクリック率を上げる
サイモン効果
反応する対象と動作の位置は一致していた方がいい
キーボードも、Enter(決定)は右にあり、
Esc(キャンセル)は左にある
フレーミング効果
右脳と左脳
ケンコバと淳の左右合成写真
視野の左半分が右脳、右半分が左脳
人は左半分(右脳)で判断する傾向がある(らしい)
(片側隠すとよくわかる)
GoogleとYahoo!を左右に並べてみると...
つまり、必要な情報を左側に配置する、という理由
ユーザー=未確認生命体
Web design != * (毎日変わる)
2. UX at Google
19:45-20:00
Judy Shade
UX Researcher
Googleの4つのカルチャー
1) 良いアイデアはどこからでも(20%ルール)
Google News、Gmailなど
2) データに基づいたデザイン
3) ラピッドWeb開発のサイクル
リサーチ→デザイン→スペックを磨く→開発→(戻る)
4) 世界のユーザに向けて
UX activities
1) コラボレーションとコミュニケーション
ニーズはあるのか
開発できるのか
ビジネスとして成り立つのか
2) ユーザビリティ向上のための調査
3) ユーザニーズの分析
4) インタラクションのワークフロー
5) インタラクションのデザイン
5) 美しくてわかりやすいビジュアルデザイン
7) ガイドラインの作成と管理
3. UX projects
20:00-20:20
Naoyuki Ishitsuka
UX Designer
デザイナの仕事
コンセプト
ユーザーリサーチ
UIデザイン
共有(海外のデザイナとシェアすることも)
3つの疑問
1) デザインはデータで決める
ガイドライン
アイデアのコンフリクト
2) どこをデザインするのか
原稿用紙6枚分(イニシャルの検索結果の情報量)
ユーザの滞在時間は10秒
情報・フォーカス・情報の取捨・情報の鮮度
(地図・リアルタイム・画像・ニュース・ワンボックス...)
3) エンジニアとどう働くのか
iGoogleのリデザイン
UX「こんなことができたらいい」
Eng「それはできます」
PM「ではやりましょう」
4. UX and 20% projects at Google (英語)
20:20-20:35
Hector Ouillet
Senior UX Designer
5. Japanese Input and UX design プロダクトとUX
20:35-21:00
小松 弘幸
Software Engineer
今までの人と違い、エンジニアらしいプレゼンを...
(Googleプレゼンテーション使ってます...)
これまで関わったプロジェクト
・Googleサジェスト
・ローカルモバイル
・乗り換え案内
・QR-Code API
・日本語入力
Back to 2005
マンマシンインタフェース×乗換案内モバイルインタフェース
すべて縦に並べた
左に行こうと思って左キーを押すとポルナレフになってしまうので
これまであった携帯端末のポインティングデバイス
・ニューロポインター(小さいマウスパッド)
・ジョグダイヤル(これはわりと有名化)
・スピードセレクター(グリグリ回転させるやつ)
ペーパープロトタイピング×モバイルアプリ
自由度が向上したが考えるべきことも増えた
UXどうしよっか...
アンチパターン×乗換案内
不便なこと探し
Google乗り換え案内:東京ミッドタウン→赤坂
3つの問題を解決(以下の答えを自動で処理する)
・最寄駅はどこ?
・普通都内でしょ?
・歩いた方が早くない?
今までは「あなたがお探しの赤坂はこの赤坂ですか?」
いやいや、それくらい空気読めよ、っていう。
Google日本語入力
オープンソース版もあるよ♪
「もしかして」の大部分が既存のIMEの誤変換
あと、IMEを作ってみたかった
メンタルモデル×Google日本語入力
メンタルモデルとデザインモデル
以下、よくある誤解。
・ネットワークにつながっていないと使えない
・入力データが送信される
・クラウド型である
スクロールバー×Google日本語入力
候補ウィンドウにスクロールバーは必要か?
→Google日本語入力はインジケータにした
新機能×Google日本語入力
豊富な語彙+サジェスト機能のみ
それ以外は極力絞った
安定性、スピード>新機能
互換性×Google日本語入力
リリースまでの道のりと互換性
・社内でのドックフード
ユーザビリティスタディ×Google日本語入力
10人×1週間
エンジニアも全員参加
Google日本語入力をよろしくね。
6. 質疑応答
21:00-21:25
(省略)
以上